【保育士向け】エピソードが書けるワードを伝授!連絡帳に使える便利なワード8選!

アイディア

こんにちは!はち先生です。

毎日の連絡帳、何を書くか迷うときってありますよね。表現に迷ったり、昨日と同じようなことを書いてしまうなんてこともありますよね。

ほとんどの保育園が、子どもの午睡時間に連絡帳を書くと思いますが、およそ2時間の間で休憩・連絡帳・日誌・指導案・片付け・準備などをやらないといけないので、どうにかして効率よく書き上げたいところ。

今回は、「効率よく連絡帳が書きたい!」、「便利なワードを知りたい!」という声にお答えしたいと思います!これで、もう迷いません。さくさく連絡帳を書き切りましょう!

それでは、どうぞ!

はち先生
はち先生

この記事は、こんな人にオススメです。

  • 連絡帳に使えるワードを知りたい
  • 効率よく仕事をしたい
  • 保育士

使えるワード8選

「私が〜すると、〜してくれました」

この文は、特に乳児さんで使えるワードです。例えば、乳児さんなら、大人の模倣を楽しむ時期・大人のサポートが必要な時期なので、「私が靴下の履き方を見せると、真似して履いてくれました」など、成長の過程を表現することができます。

「〜している姿を見ることができました」「〜している姿を見せてくれました」

この文は、今までできなかったことができるようになった時の様子を伝える時、行事の練習など保育者が遠くで様子を見守っているときなどのシチュエーションで伝える文です。保育者の直接的な関わりよりも、第三者的な目線で見ているようなイメージです。例えば、ハサミの使い方を教えている時に「ハサミの持ち方を繰り返し練習している姿を見ました」や、園庭で遊んでいる時に「お友だちの真似をしているうちに逆上がりができて喜んでいる姿を見ることができました」などです。また、「運動会の始まりの言葉の時、大きな声で話している姿を見せてくれました。」などです。

「〜ができるように関わっていきます」「〜ができるように声をかけていきます」

この文は、園で初めてのことを覚える時や家庭でも練習しているものがある時、保護者から相談を受けた時など、子どもと保護者どちらにも向けた表現です。例えば、「意識をしてお箸が持てるように、声をかけていきます」などです。注意は、保育者目線と保護者目線に注意して、上から目線にならないようにすることです。保護者の捉え方によっては、「うちの子はできない子なの?」と疑問に思う表現にもなり得ます。そのため、初めてのことを覚える時や家庭でも練習しているものがある時、保護者から相談を受けた時など、使い方を限定して表現しましょう。

「〜を楽しみたいと思います」

この文を使う時は、次に期待させたい時、一言付け加えたい時に使います。例えば、休みが多かった子や積極的に参加できなかった子に対してはポジティブなエピソードが少なくなってしまいますよね。そんな時に、「来月は音楽会があるので、一緒に楽しみたいと思います。」など、次への期待を持てることを書くと、先生は見てくれていると保護者が安心してくれたり、家庭でも「来月は音楽会があるから楽しみだね」と声をかけてくれると思います。

「見守っていきます」「安心してください」

入園の初めや園に慣れない様子などに使えるワードです。馴染めているか不安に思う保護者は、自分の子どもに対して不安に思うこともありますが、担任の先生の関わりも気になっていると思います。一言、「安心してください」「見守ります」という言葉があるだけで安心感を与えることができるので、不安定な時期やまだ馴染めていない時期に使ってみてください。ワンポイントで、保育者の関わりや子どもの様子を付け加えるとよりGOODです。例えば、「今日、お友だちと一緒に折り紙で楽しく遊んでいる姿が見られました。今後も様子を見守っていきます。」「パンツの脱ぎ履きを園でも丁寧に伝えていきます。ご安心ください」などです。

「様子」「姿」「見られる」

子どもの姿を表すワードとして使いやすい表現方法です。例えば、「お友だちに自分から挨拶する姿が見られました」「初めて、てんとう虫を触り、不思議そうな様子でした」などです。

「頼もしいです」「おにいさんのようです」「おねえさんのようです」

特に幼児さんに向けて使える言葉です。率先して行動できた時や年下の見本となるように行動できた時、成長が見られた時に伝えるワードです。

「すてきです」「かっこいいです」「可愛らしいです」

「かわいい」はNGワードとしている園は多いですよね。しかし、保育中は「かわいいー!」と思う場面が多く、その可愛らしい姿を伝えたいと思いたくなるものです。そのため、「かわいい」に代わる表現レパートリーを増やしましょう。どうしても「かわいい」と表現したい場合は、「可愛らしい」と変えてみましょう。

効率アップ3選!

メモ帳に記録しておきたい気持ちもありますが、子どもたちのことを第一優先にするため、仕事中にメモすることって難しいですよね。しかし、お昼には連絡帳と日誌が待っている・・・。「どうしたらいいの!?」にお答えします。これであなたも効率アップ!同僚からも「仕事早いね!方法を教えて!」と言われちゃうポイントを教えちゃいます。

活動時のハイライトを記憶する

例えば、エピソードが生まれるハイライトの瞬間はこちらです↓

  1. 友だちと言葉で会話してる時
  2. 外で好きな遊びをしている時
  3. 夢中になって遊んでいる時
  4. 給食を食べている時
  5. 排泄時の着脱をしている時
  6. 外遊びの準備をしている時
  7. 製作活動で工夫している時
  8. みんなで話し合う時

以上の8つの場面を意識すると、「あ!この時、こんなことを言ってたな」「この時、頑張っていたな」など、その子の姿と言葉などが思い出されます。連絡帳を書く手が止まった時は上記の瞬間と子どもの顔を照らし合わせてみてください。

名前を呼びながら、行動を褒める又は関わる

新人さんは特に、エピソードを覚えることが大変ですよね。日誌や連絡帳にかけるエピソードを忘れないようにするために必死です。そんな時は、名前を呼びながら、その子の行動を言葉に出すことです。人は、行動を言葉にして発すると記憶しやすいです。例えば、テスト勉強などでも、声に出しながら復習すると覚えたりしますよね。その方法を仕事でも活用しましょう!

例えば、「〇〇ちゃんは、〜が好きなんだね」「〇〇くんは、〜ができたことが嬉しいかったんだね」「〇〇ちゃんは、ママに〜ができたことを言いたいんだね」など、その場で子どもの言動を言葉にしましょう。そうすると、子どもとの関わりも広がり、保育者が自分の良いことを言葉で表してくれることで自己肯定感にも繋がります。

この方法は、子どものエピソードを覚える他に、「仕事を早く覚えたい」という時も有効です。先輩に言われたことを復唱しながら行動をすると脳に記憶され、忘れにくくなります。

道具を使う

例えば、ホワイトボードを使って、クラス全体で共有しちゃう手があります。そうすると、その都度書き込める便利さや自分一人だけでなく、他の先生も連絡帳や日誌を書くときの手助けになり、より連携がとりやすくなります。

今はICT化が進んでいるため、日誌もタブレットで記入する園が多いと思いますが、アナログも時には大活躍します。すぐ書き込める、見返せるという点では、紙を使って記録することも仕事の効率化になります。A4用紙をバインダーに挟み、その都度忘れないように記録(メモ)をとる癖をつけると、過去の自分に感謝したくなるほど、連絡帳に書けるエピソードを見返すことができます。

まとめ

エピソードが書けるワード・連絡帳に使える便利なワードもまとめはこちら↓

  • 使えるワード8選をフル活用する
  • 効率アップの方法を活用する

私も保育士時代は、5分の午睡チェック(0歳児担任)の間に連絡帳を書かなければいけなかったので、とにかく急いで書きました。連絡帳を手に取ったらすぐ書けるように、子どもの顔とその時のエピソードが思い返せるように訓練したところ、どこの園に行っても名前や顔とその子のエピソードが出てくるという特技になりました。

結局は、連絡帳や日誌などに記入できるくらいの記憶力や記録力があれば問題ないので、表現方法も含めてあなたに合った方法で楽しく連絡帳を書いてみてください。

この記事をこっそりメモ帳にメモして、現場で使ってみてくださいね!

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