【現役先生向け】お局さんを回避する技4選!裏技3選も教えちゃう!

スキルアップ

こんにちは!はち先生です。

どこの園にも、みんなに恐れられているお局さんって一人はいますよね。できれば目を付けられたくないし、関わりも極力ないようにしたい。

しかし、同じクラスの担任として組むことになったり、行事が一緒だったり、フロアが一緒だったり、その人が指導係だったり、「どうしても避けられない!」「毎日が怖い!」「ストレスが溜まる!」そんな人のために、回避する技を先生歴7年の私が伝授します!

「お局を制する者が職場を制す!」と言っても過言ではありません。この記事を読めば、もう恐れなくても大丈夫!ストレスフリーで仕事をしましょう。

はち先生
はち先生

この記事は、こんな人にオススメです!

  • 保育士
  • 幼稚園教諭
  • 保育補助
  • お局を回避したい人

お局について知る

お局(おつぼね)とは、 江戸時代に大奥で局を与えられていた奥女中や、女中を取り締まった老女の敬称です。

現代では、口うるさいベテラン女性のことを指すそうです。

ベテラン女性となると、経歴が長い人がお局となるのか?と疑問に思う人もいると思います。「もしかして、自分もお局の仲間入り!?」と不安になる人もいるでしょう。

江戸時代ではキャリアやポジションによってお局の敬称が与えられていましたが、現代では、歴が長い口うるさいの要素がある方がお局と言われています。業種によっては、歴の長さだけでお局認定されるところもあると思いますが、保育・教育業界では歴が長くても心優しい先生はたくさんいるので、歴にプラスして性格の部分も含まれてお局認定される傾向があります。

※ちなみに年齢は関係ありませんのでご安心ください。

お局の特徴

  • 高圧的・威圧的な言動
  • 差別的な態度が多い
  • 愚痴・小言・陰口が多い
  • 立場や経歴を武器にして力で制圧する
  • いじわる

最後の「いじわる」に特徴が集約されそうですが、いわゆる「パワハラ」に近いことをしてきたり、相手が不快な思いをすることをわかって、自分の権力を振りかざすような言動をとるのが特徴です。

お局の心理状態

なめられたくない

同じ園で長く働いている人は、それだけ「私はこの園を知っている」「この園を回しているのは私」と自信を持っています。

長くその園に在籍していたということは、園の経営が厳しかった時や人が足らなかった時、園児の募集など園を支えるために貢献してきた時期を経験していることが多いです。

同期や同僚が辞めても園を支え続け、苦しい時を経験した人は、新しい人になめられたくはありません。そして次の気持ちが生まれます。↓

敬ってほしい(うやまってほしい)

長く働き、園のことをよく知っていて、支えてきた自負を持っている人は、新しい人に敬ってほしいと思っています。

また、経歴関係なく、上下関係を尊重する考えの人も「自分の方が先輩だから敬うのが当たり前でしょ」と思っている人もいます。

劣等感を持っている

新人に強く当たる人の中には、若さや初々しさなど、今の自分にはないものに執着して、勝手に劣等感を抱いている人もいます。

また、長く勤めてはいるけど、保育の能力は足りていないと心のどこかで思っている人もいます。

そのため、自分の劣等感や弱さを隠すために高圧的で威圧的な態度をとってしまいます。

ストレスを溜めている

プライベートが充実していない、仕事以外でストレスが溜まることがあるなど、その人のプライベートの問題が精神状態に関わっていることも多いです。

例えば、恋人や配偶者が欲しいけどできない、介護や家庭の問題が深く悩んでいる、この先の人生が不安だ・・・

など、プライベートでうまくいかないことを職場や立場が低い人にぶつけている可能性があります。

お局の心理状態まとめ

お局認定される人の特徴は、心理的不安や過信しすぎているところにあります。

その背景には、ライフワークバランスが崩れていたり保育という大勢を率いる立場になり過信してしまう=勘違いしてしまうことで抜け出せない闇へと入ってしまった状態だと言えます。

お局回避法4選

刺激しない

第一ステップは、「刺激しない」です。

具体的にどうすればいいかというと、共感するです。怖い!難しい!という人のために簡単な共感を教えます↓

  • 「そうですね」「そうなのですね」
  • 「おっしゃる通りです」「もっともです」
  • 目を見て聞いて話を聞く
  • うなづきながら話を聞く

ここでポイントは、刺激しない「うなずき方」は、「はい、はい、、」など相手に敬意を示しながら頷きましょう。決して「うん、うん、、、」とうなずいてはいけません。そして、相手の話のスピードに合わせて「はい」を言いましょう。食い気味はアウトです。

また、「おっしゃる通りです」も有効です。長くて言えそうにない場合は、「もっともです」がいいでしょう。

尊重の意を示す

第二ステップは、「尊重の意を示す」です。

長く働いている人は、「自分は先輩だから後輩は自分の話を聞くもの」と思っている人も多いです。また、自身のキャリアに自信を持っている人もいるので、まずは相手の気持ちを満たしてあげましょう。

  • 「教えてください!」
  • 「○○先生に〜の〜を教わりたいです!」
  • 「○○先生に教えていただけて勉強になりました!」
  • 「ありがとうございます!」
  • 「素敵です」
  • 「素晴らしいです」
  • 「真似したいです」
  • お局の仕事を手伝う
  • 仕事の仕方、保育を真似させてもらう
  • 後片付けなど、裏方仕事を担当する

「ありがとうございます」は感謝の気持ちを伝える言葉ですが、相手への敬意を表す言葉でもあります。そのため、何か教えてもらったり、助けてもらった時は積極的に「ありがとうございます!」を言いましょう。相手も悪い気はせず、ムスッとした表情でも内心は「また教えてあげよう」と思っているかもしれません。

また、言葉で返さなくても行動で示すことができます。同じクラス担任や行事が一緒など、仕事を共にするときは、積極的に裏方仕事をしましょう。ポイントは、「お局が仕事しやすいように動く」ということです。例えば、活動の準備をしたり、次の行動に移れるように後片付けを担当したり、動線を確保したり、「あたなは先輩です」という気持ちを態度で示すことも効果的です。

無視はしない

第三ステップは、「無視はしない」です。

怖いですよね。できれば関わりたくないですよね。第一ステップ〜第二ステップまでは、どうにかその場しのぎでも対応できたとしても、同じ園にいる限りはまた顔を合わせる時が来ます。その時の対応はこちらです↓

  • 挨拶はする
  • 返事をする
  • 共感を示す
  • 報連相は忘れずに

行事などでお局さんがリーダーだった場合、みんなの前で流れなどを説明しているときは、うなづきながら目を見て「聞いてます」という姿勢を表しましょう。お局さんのチクチクした言動の矛先が自分から外れるまではアピール必須です。

そして、もっとも重要なのが「報連相は忘れずに」です。忘れてしまった時には今までのあなたの頑張りが水の泡になってしまいます。社会人としても報告・連絡・相談はとても大事です。相手との信頼関係にも繋がるため、もっとも重要です。報連相を忘れたということは、お局さんからすると「私のことをないがしろにした!」と感じ、怒り爆発案件になってしまいます。回避するためにも気をつけましょう。

無理に仲良くなろうとしない

第四ステップは、「無理に仲良くなろうとしない」です。

相手の期限を取ろうとするあまり、過度に深入りしてしまう人がいます。すると、自分もお局さんの負の感情を吸収してしまい、なりたくなかった自分が出来上がってしまいます。人は環境に影響されてしまうので、付き合う相手が変わると性格も相手に似てきちゃうことがあります。恋人に好かれようと容姿や中身を変えようと思っているうちに似てきてしまうのは、過度に相手を意識している相手の言動を観察しているためです。お局さんとの付き合いも同じです。相手の怒りに触れないように行動していたらいつの間にか自分も悪口を言うようになり嫌なやつになっていた、なんてことは多いです。

さらに、疲弊してしまいます。一度、無理に仲良くなってしまったらその後の態度を変えられないし、自分か相手が辞めない限り関係性が続いてしまいます。人の顔色ばかり伺うようになって、しまいには心が疲弊してしまいます。

そうならないためにも、「無理に仲良くならない」と心に誓って、当たり障りのない丁度いい距離感を維持しましょう。

こっそり教える裏技3選

今回の記事は、「回避法」の紹介なので、さらに効果的で巧妙な裏技を教えます。

裏でお局さんの評価上げ

第二ステップまで進めた人にプラスワンを教えます。尊重の意を示す方法は、他にもあるんです。

それは、周りの先生に「○○先生に教えてもらえて助かりました」「○○先生が教えてくれました」など、「指導してくれて勉強になった・助かった」ということを言いましょう。その時の注意は、同期よりも先輩や管理職、園長など目上の人にしましょう。すると、良い噂は指導したお局さんの耳にも届き、あなたの評価もゲットできちゃいます。

味方をつける

お局さんと丁度いい距離をとりつつ、同時並行して行うのが、「味方をつける」です。これも、同期よりは、お局と同じくらいの経歴の先生やお局と仲良くしている先生、管理職の先生や園長先生が良いでしょう。

どのように味方にするかというと、あなたの普段の仕事の頑張りを見せることです。

自分と同じような立場の先生が、あなたを認めていたら、流石にお局も認めざるを得ません。頑張りの見せ方は、「先輩たちに事あるごとに相談して自分の存在を認識してもらう」「謙虚に後輩として後片付けや準備等を行う」「保育の良かったことや他の先生たちの良かったことなど、ポジティブなことを話す」などです。

そうすることで、だんだんとお局さんの意地悪な気持ちの矛先は自分から離れていくでしょう。

「あなただけ」攻撃

お局さんとの関わりも慣れてきたら、こちらから仕掛けましょう。方法は、「あなただけ攻撃」です。

言葉ではなく、行動で示します。例えば、行事などで助けてもらった時に簡単にお礼の手紙を渡したり、学期の終わりに「1学期はご迷惑もたくさんお掛け致しましたが、○○先輩のおかげで乗り越えることができました」など、気持ちをこっそり伝えることもいいでしょう。小さなクッキーなどと一緒に「2学期お疲れ様でした。3学期もよろしくお願いします」と言葉を添えたら、謙虚さと気持ちが伝わります。「見えるもの」は安心感や信頼感を与えやすいため、物を添えて気持ちを伝えると効果抜群です。

また、「○○先生には助けてもらったので!」と言って、手伝う方法もありです。慕われることは誰でも嬉しいものです。「あなただけ攻撃」で追い討ちをかけてノックアウトです!

まとめ

「お局を制する者が職場を制す!」お局さんを回避する技4選!裏技3選のまとめはこちら↓

  • お局について知る
  • お局の心理状態を知る
  • お局回避法4選でステップを踏んで慣れよう
  • 禁断の裏技3選で追い討ちをかけよう

これであなたは、もう職場のお局を恐れなくても大丈夫!ストレスフリーで仕事ができちゃいます。

ぜひ、お試しあれ!

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