こんにちは!はち先生です。
日々の業務に追われ、人間関係に疲れ、ストレスが溜まり、プライベートの時間も取れず、子どもが好きで始めた仕事だけど、「辞めたいかも・・・」と思ってる方、いらっしゃいますよね?
転職サイトに登録したり、求人見たりするけど、なかなか行動に移せない気持ちもわかります。
さらに、こんなお悩みはありませんか?

- 転職活動はいつからする?
- どんな求人サイトに登録すればいい?
- 初めての転職だから不安
先生という仕事をしているから、できれば、年度途中には辞めたくないし、円満に退職したいですよね。しかし、早急に転職活動もしたい気持ちもわかります!
この記事では、保育士や幼稚園教諭の転職を経験した私が、転職活動時期を3つのポイントに分けて解説します。
それでは、どうぞ!

この記事はこんな人にオススメです。
- 転職を考えている人
- 初めて転職する人

ポイント1 【 求人が豊富な時期を知ろう】
求人情報が豊富になる時期、面接の動きだしの時期は年に2回あります。
- 6月〜8月
- 9月〜12月
最近は、保育者不足のため新学期が始まるギリギリの1〜3月でも条件が良い求人が出ています。
求人を出す側も、自分の園で辞めていく先生たちの動向を理解しているので、上記の時期に合わせて求人も増えていると考えます。
次に、なぜ上記の時期に求人情報が豊富になるのか、面接の動きだしの理由を説明します。
6月〜8月
この時期は、クラスも仕事も忙しく落ち着かなかった1学期が終わった頃です。
先生たちは、2つのパターンに分かれると思います。1つ目は、「この職場違ったな」と悟るパターン。2つ目は、「とりあえず1学期乗り越えたし、夏休みに職場を探し始めよう」と冷静パターン。
特に幼稚園の先生は8月に夏休みがあるため、そこで次の職場の面接を受けたり、園見学に行くことが多いです。
9月〜12月
この時期は、年度の半分が終わり、クラスも仕事も落ち着いて来て余裕が出てくる頃です。
先生たちは、「そろそろ本格的に転職活動始めるか」と本腰を入れ始める頃です。
この頃は特に求人が多い印象です。なぜなら、保育者養成校や短大・大学等の就職面接ラッシュが10月頃からだからです。新卒採用に合わせて中途採用なども活発的に行われます。やはり、1年の半分が終わり仕事も落ち着いてくる時期なので、求職者が増えるため、求人会社も園側も勢力的に動き出します。
ポイント2 【求人サイトに登録しよう】
求人が出回る時期が分かった次は、求人サイトに登録しましょう。
私は、転職活動を始めたのは夏の時期で、7〜8月くらいに保育士専門の求人サイトに登録したら次の日に連絡が来て、すぐに面接が決まりました。その後、自宅から近い場所で就職先が決まり、年収が1.5倍アップしました!
求人を探す時や求人サイトに登録する時のポイントはこちら↓
- 保育士の転職に特化した求人サイトに登録する。
- 登録は、3つくらいでOK。求人会社からの連絡がたくさんくるため、多すぎるのは✖️
- 地域に特化した求人サイトもあるのでチェック。自宅から近い所で就職先が見つかる。
- ハローワークのネット版もあるので、登録すると地域で募集している園を見つけやすい。
大型求人サイト メリットデメリット
「保育のお仕事」「マイナビ保育士」「保育士バンク「ほいくジョブ」など大型の求人サイトは、広範囲で仕事を探してくれたり、ヒアリングからマッチする職場を紹介してくれるのがメリットです。デメリットは、地域の情報が少ないことです。大型の求人サイトに求人を載せられるということは、それ程のお金を持っている会社が多いです。つまり、株式会社や社会福祉法人の中でも大きなグループなど。そのため、紹介される求人や目にする求人のほとんどは、全国展開している保育園など大きな会社で運営している施設です。また、就職が決まった後も定期的に「最近お仕事いかがですか?」と営業の連絡が来ます。
その他求人サイト メリットデメリット
私が転職して年収を1.5倍に上がった時は、地域型の求人サイトにたまたま登録したことがきっかけでした。しかし今「保育士 地域型求人サイト」等と検索してもヒットせず、皆様に紹介できないのが悔しいです。探したら見つかるのかもしれませんが、見つけたらまた更新しますね!
その他の求人サイトとして、ハローワーク、indeedがあります。これらはいつでも求人を閲覧することができたり、自分で地域の求人を見つけられることがメリットです。デメリットは、ヒヤリングして自分に合った職場を紹介されるような仕組みではないので、転職が初めての方にとっては自分で選択することが難しいです。希望の職場が見つかるまで時間がかかることもデメリットになります。
ポイント3 動きだしと求人の選び方
転職の動きだしは、早くても遅くても変わらないというのが私の見解です。
一斉退職した時の同僚たちの転職活動をみても、「転職活動が早ければいい」という訳ではなさそうです。夏くらいに目星がついていても実際に面接に行くと想像と違っていた。ということは多くあるからです。
その園の保育方針に共感し、働き方も許容範囲内であれば問題ありませんが、「得意なことを伸ばしたい」「自分の能力に合った場所がいい」という向上心がある方は、時間をかけて他の求人を探してもいいと思います。
求人が出る時は、
- 規模拡大
- オープニングスタッフ募集
- 産休育休等で欠員が出た
- 職員が年度途中で退職した
などがあげられます。1〜3は前向きな理由でありますが、4は警戒が必要です。
警戒するポイントは、
- 募集人数が3人以上
- いつも求人が出ている(半年間など)
- 求人票に記載の勤務条件内容が薄い
などです。求人票の勤務条件に関する項目が少なかったり内容が薄い場合は注意です。その園が気になる場合は、細かく勤務条件を確認することをオススメします。「給与が高い!」だけで飛びついてしまうと、入社後に実がブラックでした。ということもありえるため、今の自分に必要な条件や本当に続けられるかなどにポイントを絞って求人を選んでいきましょう。
嫌いになる前に脱出しよう
転職活動をするかしないか、今動き出すか決断する決め手は、「嫌いになる前に」です。
「保育士が嫌いになりそう」「幼稚園の先生向いていない」など、“この職業が嫌いになる“一歩手前で転職に踏み切ることです。
皆さんは、保育者(保育士・幼稚園教諭等)という職業に憧れを抱き、ポジティブな気持ちで働き始めたんだと思います。いざ本気で転職を考えた時に、「もう少し続けたかったなぁ」と後悔しそうな気持ちがあれば、この職業を嫌いになる前に今の職場から離れましょう。
あなたの能力が生かされる職場はいくらでもあります。
そして、無事に転職に成功したら、次はこのような目標を持ってみてください。
「この職場でスキルを磨く」(ピアノ・活動・歌・手遊び等)
「学べるものはすべて学んでから辞める」
など、“この職場で得られるもの“にフォーカスして仕事を始めると、“働く意味“を意識するようになり、モチベーションもあがるでしょう。もう一つ、効果としては「続けなきゃいけない」というプレッシャーから離れられます。
他人に振り回されて疲れてしまわないためにも、転職したら“この職場で得られるもの“の目標を立ててみてください。

まとめ
転職活動を成功させる3つのポイントをおさらい↓
- 求人が豊富になる時期は年に2回ある
- 求人サイトに登録するのは3つでOK
- 大型の求人サイトと地域型求人サイトがある
- 動き出しは焦らなくて大丈夫。求人を選ぶ時は慎重に。
- この仕事が好きなら、嫌いになる前に脱出しよう
- 次の就職先では目標を持とう
「岩の上にも3年」という言葉がありますが、それはすべての人には当てはまらないと思います。ストレスの許容量は人それぞれですし、他人軸で生きないようにしてください。自分の心や体は自分しか守れません。職場の人は守ってはくれません。
人間関係の相性の法則についてはこちらを見てみてください。
せっかく転職するなら、前向きに自分の明るい未来に向かって一歩を踏み出してみましょう。
この記事を参考にして、ぜひポジティブな転職活動を始めてみてください!